青蝶seven

梨音side


私は屋上に来ている。

今日は紫音が来ているらしい。


私は昔から紫音が大嫌いだった。

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成績優秀でみんなの人気者。

私は成績悪くて、みんなからいじめられていた。

紫音は、1度だって助けてくれたことなんてない。


だから、私は紫音が憎くて仕方なかった。


ある日、私はお父さんに言った。「紫音がね、『雄介くんなんて大嫌い!』って言って雄介くんを傷つけたんだよ?酷くない??」

もちろん、紫音がそんなこと言うわけない。嘘だ。

でも、お父さんはすっかり信じた。

なんてったってお父さんは社長で雄介くんと紫音を攻略結婚させようとしていたんだから。

しかし、紫音が大嫌いなんて言ったらその結婚はなしにされてしまう。

だからお父さんは、毎日毎日紫音に暴力を振るった。

お母さんは泣いてみてるだけ。

私は笑ってみてるだけ。

私も毎日そうやってみんなからイジメられてるの。分かる?

って思っていた。紫音なんて壊されればいいと思っていた。