客観的目線


そのころ、紫音は繁華街にいた。

幹部の龍(リュウ)と竜(タツ)がやられたという事件があってその犯人探しを
爽としていた。

『紫音~~・・・今日何かあったんすか?なんか今日は機嫌悪いっすねぇ』


「んー・・・まぁそんなとこ。」


紫音の怒っている理由は、バカ爽が着替えっす!って持ってきたのが特攻服。ということが一つ。

さっき誰かに「青蝶だ・・・」と言われたこと。

紫音は青蝶という裏の呼び名が大嫌いだった。

紫音という最愛の母からもらった名前があるのに

     青蝶・・・

呼んでいいのは一人だけ。

             心(シン)・・・だけ

『紫音ッッ!!殺ったのは龍牙の江藤ッす!!!!!!!!』

「江藤・・・ねぇ・・・此処にいるの?」

『jokerというclubにたまっているとの情報が!』

「行くぞ!」