那央side

「HR始めるぞ!入学式早々サボってた4人立て!」

がたっ!

俺ら3人と紫音が立っていた。


「はい、じゃー栗田から理由を言え!」


「うーん。。。ご飯食ってました!」

「馬鹿野郎!もー次!清藤!」

って、もしかしたら紫音の本名が聞けるかも!

「俺も那央と同じっす」

「ろくなことしねぇ奴らだな!次!神藤!」

「変な女の口げんかしてた。」

「お前にしては手上げなかったのか!えらい!次・・・おっ!美人さんめずらしいなぁ~遅刻か??ユイジョウさん」

ほっ。。。ユイジョウ紫音なのかぁ・・・


『ユイジョウなんて名前じゃねぇし』


「おぅ、じゃぁなんて読むんだ??」

『結城っつーの。結城紫音。・・・でさぼったりゆうは睡眠不足。許せ。いろいろこっちも事情っつーのがあるんだから。』

やはり結城さんだったのか・・・どうしようか

「彼氏か??そんなに昨日の夜はアレだったか。」

おいっ!それは教師の言うことばですか?
でも、俺も気になる!


『テメェの頭の中にはそれしかないんかよ。彼氏なんてつくんねぇし。トモダチでいた方がまし。そういう行為をするときは、売春でもすんよ。』


「売春はするなー!」


『フン。うるせぇ』


キーンコーンカーンコーン

「あ、なった。じゃぁ、気をつけてかえるように!」


紫音は帰る支度をしていた。

俺ら3人は謝ろうかと話していた。

『あやまるか・・・』

『あやまるか!失礼なやつに!』

「・・・あやまろうよ。」

『『「紫音さん!!!!!!!」』』

『あ゛?またおまえらかよ!んだ?次は?ってか“さん”つけんな!キモイなー』


『『「ついませんした!!」』』

『きっもいなー謝るとか・・・怒ってないし。いちいちそんなことで怒るようなお前らのように器小さくないし。』

『でも・・・』

『んーじゃぁ、学校以外で話しかけないで。』

『『「え?」』』

『じゃぁね』

そういって紫音は黒塗りのベンツで帰って行った。