「何か言えよ」 「早く解いて」 「お前人生楽しい?」 「はぁ?」 「勉強ばっかして楽しい?」 「それなりに」 楽しい訳ないじゃん… でも沙織以外の人と遊ぶのと勉強だったら間違いなく、あたしは勉強を選ぶだろうな… 「分かんね…」 その言葉を最後に詩は手を止めた…。