公園に着きその真ん中に、その人はいた。







「粉雪」



「……初樹っ!」



あたしはぎゅっと、初樹に抱きつく。














「ずっと……会いたかった」



「うん。

俺も、会いたかった」



ぼろぼろと、涙が溢れてくる。















「でも、俺、もう行かないとダメだから」