その時、ガラッと戸が開いて、男の子が入って来た。 「何?何で騒いでんの??」 戸の近くにいた女の子が私を指差し、その人はこっちを見た。 あ"……ヤバい。 この整ったお顔立ち… すらりと背の高いあの人は… いいい愛しの疾風(はやて)くんじゃないかーーーい!!!