音響と照明の調整をして、奈未に歌わせた。
最初は普通の音量からスタートし徐々にライヴ本番の音量にまで上げていった。
「無理だったら手あげろよ?」
「まだ大丈夫!」
マイク越しに言い合い
本番同様のリハーサルを二人で行う。
めまいもしなく無事に耳慣れを終え時間は深夜2時をさしていた。
「明日は9時集合だから、ゆっくり休めよ」
「ありがとう!」
「お休み」
そう言って奈未をタクシーに乗せた。
奈未がタクシーの窓を開けて、歩き出そうとした僕の背中に呼び止める。
「雪斗っ!………大好き!お休み!」
恋愛感情があるかないかわからなかったけど僕の心臓はドキドキしていて、奈未を意識してしまっていた。
多分、奈未の事だから“友達として”
なんだろうけれど。
多分…好きになっていたのかもしれない。
最初は普通の音量からスタートし徐々にライヴ本番の音量にまで上げていった。
「無理だったら手あげろよ?」
「まだ大丈夫!」
マイク越しに言い合い
本番同様のリハーサルを二人で行う。
めまいもしなく無事に耳慣れを終え時間は深夜2時をさしていた。
「明日は9時集合だから、ゆっくり休めよ」
「ありがとう!」
「お休み」
そう言って奈未をタクシーに乗せた。
奈未がタクシーの窓を開けて、歩き出そうとした僕の背中に呼び止める。
「雪斗っ!………大好き!お休み!」
恋愛感情があるかないかわからなかったけど僕の心臓はドキドキしていて、奈未を意識してしまっていた。
多分、奈未の事だから“友達として”
なんだろうけれど。
多分…好きになっていたのかもしれない。



