「やっぱ、ちょー刺激的なんですかね?」
「そりゃ、あの創吾だからねー…
コスプレとか…目隠しとか…
いや…そんなやわなもんじゃないわね…」
「きっと、
あたし達じゃ想像できないやつですよ。
未央に受け止めきれるのかなー…」
言いたい放題な美紅先輩と楓ちゃんの話を
あたしはただ黙って聞いてる。
…というよりも、
2人の話で緊張がMAXになってしまい
何も言えないでいた。
先輩の誕生日でもあり、
土曜日で学校が休みでもある今日。
なぜかあたしの部屋で語っている
美紅先輩と楓ちゃん。
「まあ、あたしが見る限り
創吾は未央ちゃんにベタ惚れだからね。
初めての未央ちゃんに
上級者並みのことなんて
さすがにしてこないわよ。
だから、リラックスリラックス」
そう言って、
優しく背中を撫でてくれる美紅先輩に
あたしは小さく笑った。
「獅堂先輩との約束って何時だっけ?」
「5時だけど?」
「じゃあさ、まだまだ時間あるし、
勝負下着でも買いに行かない?」
「は!?」
「お、いいねいいね~。
楓ちゃんナイスアイデア!」
「美紅先輩まで何言ってるんですか!?」



