『でね? あそこに居るのが』 李流くんが本物の王子様な 感じの人を指差した。 すると笑顔で近付いてきた。 『僕は、東海林 遥(ショウジ ヨウ)。よろしく』 「よろしく・・・えっ・・・?」 李流くんと同じ苗字。 ・・・兄弟? 『兄弟じゃないよ?』 私が考えた事を見事に当てた遥くん。 え、エスパー?