一瞬にして人間から戦士に変わる。
背中に背負った剣を引き抜き、綺羅に向けた。
「変身したら面倒なのになー」
「…嘘やろ」
現に綺羅はヘラヘラと笑っている。
そして余裕あり気に真っ黒のネクタイを直して、ポケットに手を入れた。
「いや、本当だって」
「じゃ、行かせてもらうからね!!!」
ダッと走り出し大きくジャンプする。
そして綺羅の背後に回り、思いっきり剣を振った。
ブンッ…!!!
フワッ…
「?!」
軽々と避けられて目を見開く。
後ろからやったのに?!
「女の子が物騒なもの振り回してはいけません」
「うる…さいっ!!!」
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