「ねぇ櫂莉ー、綺羅はー?」 「そこにいる」 「あ、」 指差す方向にはやっぱり驚いている綺羅。 嬉しくて、駆け出した。 「綺羅ー」 「うわっと!!!なになになに?」 「意味分かんない、ちゃんと喋って」 軽く睨み、ふと一人の存在に気付く。 痛いくらいに視線を送ってきたこの人は、 「あい…」 「誰?」 頭が、痛い。 .