「どけっつってんだろ!!!」 その言葉に目を見開き、思わず視線を変える。 何かに向かって叫んでいる先は王宮。 そして、そこには― 「神様?」 遠目でも分かるその姿は大切な人の一人。 そしてその人に向かって降り立つのは紛れも無く、 櫂莉。 「っ!!!」 櫂莉の姿を見つけたと同時に地面を蹴り、宙に浮く。 アイツが何をしようとしているか分かっている。 だから早く行かなきゃ…!!! 「間に合って…!!!」 .