刀を取り出しギュッと握る。 無意識に翼は広がり、一目散に街へと向かう。 「もっと早く…!!!」 花畑を抜けて森を抜ける。 森の影から街に出た、その時。 言葉を失った。 「なに、これ」 キメラの残骸に倒れている天使達。 地面の殆どは血で真っ赤に染まっている。 その中で何かに向かって叫んでいるのは、 「…優羽」 心臓が高鳴った。 .