「――わっ!!!」 ズブ、と暗闇から吐き出され地面に落とされる。 しかし倒れ込んだのに痛くない。 視界が段々慣れてきた時目に入ったのは、 「花、畑」 そして私の真横にはいつか見た大きな扉。 ―文字と太陽。 「天、界?」 ハッとして森の方向を見る。 よく見えないが空に沢山の黒い影。 小さく聞こえる悲鳴。 「櫂莉!!!!」 .