キメラを背にし、笑みを浮かべながら手を振るのは俺の一番嫌いな男。
「…なんの用だ」
「なにって見てわかんないかなー?ちょっと力を貰いに」
「俺達を殺して、か」
「ご名答」
恐らく魔界の戦士全員で襲撃するつもりだろう。
よく見れば下級戦士から上級戦士までいる。
…待てよ、
と、いうことは
「あいならいないよ」
「…………」
「今は留守番してもらってるからね」
読まれた心に一瞬驚いたが、謎が残る。
「こっちの憶測だがな、」
「ん?なに?」
「あいつと交換条件出したんじゃないのか?」
「……………」
黙ったな。
図星、ということか。
「俺らに被害出さないから魔界に来いとでも言ったんだろ」
「よくわかったね、びっくり」
「…じゃあこの現状はなんだ」
どう考えてもこいつらがここにいるのがおかしい。
、もしかして。
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