持ってきてもらったドレスを着て、綺羅と共に部屋から出た。 歩く度に、再びちりん、と鈴が鳴る。 「此処だよ」 立ち止まった所は、建物の最上階。 その階は全て一つの部屋っぽい…。 ここを開けると、魔王がいる。 「開けるからね」 「う、ん」 扉が開かれ、段々部屋の中が露わになった。 部屋の両側には大きな水槽。 中心にレッドカーペット。 そしてその先には数段の階段があり、大きな椅子が。 …誰か、座ってる。 「久しぶりだな、愛莉」 魔王。 .