「ま、しゃーなしで此処にいたるわ」
「ありがとう!!!優羽!!!」
どーせ俺も暇やし。
こいつが栄子に見つかるまで暇つぶしになってもらうか。
「ねぇねぇ、そういえばあいちゃんとはどうなの?」
「どうって、別に」
「ベタ惚れなくせにー」
栄子に続き、伊音にもバレてる俺って何?
そんなに顔に出してる?
「こんなこと言ったらアレだけどさ、可哀相だよね」
「……………」
「あんなにいい子なのに魔神だなんて」
「まぁな」
そのことであいは沢山泣いた。
過去は過去でも、あいつはそれが簡単に受け止められなかったんだ。
けど、それを見守るのが俺の役目。
傍にいるのも…。
「けど一番優羽が意外だったかも」
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