そして隣にいる彼女に天界に行くことを伝えた。



、のに何故か一瞬泣きそうな顔。


…気のせいか?





「気をつけて行ってな」





笑顔でそういうあいを見て、やっぱり気のせいだったと思う。


ま、最近色々あったし。


俺も気、張り過ぎてんのかもな。






「ばいばい」






魔界陣を出して中心に立つと、手を振られ見送られる。


俺も手を振り返した瞬間、気がつけば光に包まれてしまっていた。



…ま、さっさと用事済ませて帰ろ。






.