肩から袖に向かって暖かい何かが流れる。 それは手首にまで到達して、地面にポタポタと滑り落ちた。 「血?」 肩に嫌な息が掛かる。 眼球は全て私を見ている。 「?!あい!!!」 優羽の声が遠く聞こえる。 どくん どくん どくん ……痛い 痛い痛い痛い痛い痛い どくんっ 自分の目の瞳孔が開くのがわかった。 .