今のところ魔界の気配がない為、直ぐに買いに行くことに。
準備をして街に着いたのはいいけれど…
「人、多っ…!!!」
休日だからか、人、人、人!!!
そういえば休日の昼の街ってあんまり来たことなかったし…。
「ん」
「ん?」
「手、繋ぐぞ」
ぐいっ、と手首を持たれお互いの指が絡み合う。
いわゆる、恋人繋ぎ。
「迷子になってもらったら困るからな」
「う、うん…」
思えばこうやって手を繋ぐのって初めて。
気のせいか優羽の頬は赤くなっている気がして、
「はぐれんなよ」
「ありがとう…」
キュッと更に強く握り返し、寄り添うように歩き出した。
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