「さてと、どこから話せばいいかしら」
優羽が出て行ったのを確認しながら、神様困ったように微笑む。
「あの…」
「どうしたの?」
「私のした質問って…そんなに重大なんですか…?」
疑問だった。
でも本当は軽く考えていたんだ。
ちょっとした理由だって…。
けど、優羽の怒りや焦りを見て感じてしまった。
…簡単な話じゃない。
「そうね、この話は重大。とてもね」
「……………」
今更になって怖い。
心臓がドキドキ鳴って、手が汗ばんでいる。
「でもね、いずれは話すべき事なのよ」
「…………」
「だからそんなに怖がらないで」
いつの間にか隣に腰掛けた神は私の手を握る。
「どんな真実でも受け止めてくれる?」
優しい瞳が真っ直ぐ私を見ている。
「…はい」
そして私も神の手を握り返した。
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