「いくぞ」 その言葉と同時に、かざした手から青白い光の玉が出てくる。 「うわっ…」 「静かに」 その淡い光は私と男の顔を照らす。 と、思うと光は急に形を変えて一つの輪になった。 そして輪の中で線が繋がれていき、段々と何かが浮かんでくる。 これは… (契約書?) 何故丸い円の中に書かれるのかはわからないが、字がびっしりと書いてある。 でもこの字は見たことない。 でも…読める。 「今から契約を始める」 その言葉と共に、円の中から何かが聞こえた。 .