「栄子っ…栄子っ!!!」
自分で手にかけたくせに、私は剣を投げ捨てて走る。
二つに割れた親友の体を揺さぶり、狂ったように叫んだ。
「やだぁっ…!!!えいこぉっ…!!!」
動かない栄子に抱き付いて必死に呼びかける。
…それでも栄子が動くことはない。
「あい…」
「優羽っ…!!!」
名前を呼ばれ、振り向くと優羽が心配そうに私を見ていて、
私は優羽に縋りついた。
「なぁ…優羽なら栄子を生き返らせるやろ…?」
「……………」
「天使やろ…?神の使いやろ…?出来るやんなぁ?」
「……それは出来ひん」
「なんでよっ!!!!」
悲しみが溢れて優羽の胸を叩く。
「生き返らせてよ!!!栄子を!!!親友を!!!」
「あい、」
「たった一人の親友なのに!!!なんでうちが殺さなあかんねんな…!!!」
「…死者は生き返らへん」
その言葉に、叩く手を止める。
分かってる、そんなこと
でも、
「うわあぁああぁあん!!!」
まだ現実を受け止められない。
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