探偵屋


「ビックリマークの数数えとけ」

「はい?」

「約束だ」

僕の印象は、ビックリマークだけですか…



それから数日後、
僕は一生懸命ビックリマークを数えた

長谷川のも合わせて


ピーンポーン

家のインターフォンがなった
出るとそこには長谷川の姿がいた


「あれ…旅は?」

「やめた」

「はい!?」

「今晩泊めて」

「…いっぺん死んでこい」

そしてゆっくりとドアを閉めた

もちろん、長谷川を家に泊めるつもりはない



-end-