探偵屋

「もしかしたら話合うかもな。俺たち」

「…」

「ちゃんと話してみなきゃ分かんねーことあんだよ。
話合う奴もっと欲しーだろ?」

太郎くんは小さく頷いた

「だったら学校行くことだな。そんでいっぱい話して、いっぱい友達つくれよ」

「でも今更学校行ったって…」

「やることに手遅れなんてねーよ。
でももし嫌なこととか辛いことがあったら、いつでも俺んとこ来いよ。」