最初で最後の兄貴


散々俺らを殴って

そいつらは
立ち去ったのを
覚えてる

その先に
龍兄が見えた

龍兄に近付いて行った…

雪に龍兄の血が
赤く染まってた…

龍兄、龍兄
って呼び掛けた
すると

龍兄…「健斗かぁ…?大丈夫かぁ…?」

俺…「大丈夫だよ。龍兄こそ…」

龍兄…「心配すんな…。健斗…。お前に頼みあんだけど…。」

俺…「なんだよ…?」

龍兄…「今度はお前が兵庫1になれ…。そんで、悪い奴らを切り裁け…。大切な人を最後まで守り抜け…。俺の意志を健斗が受け継いでくれよ…。誇り持て。強くなれ健斗!!泣くんじゃねぇ…!!殴られたらやり返せ…!!。
オメェは一人じゃねぇからよ…。」

それから俺は

めちゃくちゃ泣いた…