仕事は嫌いではなかった。


いろいろ考えなくても良かったし、何より、自分の存在が確認できる場所でもあったから。



「おはようございます。」


「おう。おはよう、真也!」


店長は、少し体育会系っぽい感じの人で、暑苦しくて、少し苦手だった。