セシルは目尻を下げ、優しい顔になった。 大切な人なのだという事が凄く伝わってきた。 それで主従関係のような二人なのね。 この子はそれを苦と思っていなくて、彼女への忠誠は彼女への感謝。 "命の恩人"か… レイルには救ってくれる人がいた。 私にも… 私にもただ一人だけいたのに。 『じゃあこれからそう呼ぶ事にする、よろしくセシル』 ただ一人だけ。