私に聞きたいこと?一体何かしら? 「それからラルには秘密って事で宜しくな」 人差し指を口にあてるとリュエフは言った。 そしてそれに頷くセシル。 「エルちゃん、いつまでここにおるつもりなんや?」 ――心臓がドクンと大きな音を立てて跳ねた気がした。