神人~一人での戦い~

「爆発はもう効きませんよ」
剣を握り直しながらヘウ"ンも言う。それを聞いたレッカさんは不敵な笑みを浮かべ、
「確かにね…。けどアタシはこれだけじゃないんだよ」
するとレッカさんは足元に落ちていた鉄屑を手に取りそれを何と口に運び、噛み砕いて飲み込んだのだ。
「うわっ。あいつ鉄食べたよ」
ジュリアさんが顔を歪めて言う。ヘウ"ンも唖然とそれを見ていた。サイボーグのご飯は鉄なの?
「さーて、続きをやろうか」
レッカさんは満足したように笑顔を見せる。