神人~一人での戦い~

バースは身体を起こし、
「仕方ないだろ…あいつを一人前の神人にして、送り出す事が教師の役目だ。いつまでも私の生徒ではいられない」
それに、ダリアのような別れとは違う。ヘウ"ンは未来の為に歩いて行く。それは寂しいよりも、大きな喜びだろう。
「そうだね」
ビオラが言った時、ヘウ"ン達が近付いて来た。
「バース、はい」
ヘウ"ンがバースの頭の上に乗せたのは、花で作った冠。
バースは苦笑いを浮かべ、
「似合うか?」
『似合わなーい』
全員が声を揃えて笑う。
「お前等、絶対決めてたろ…」
バースが呟き、皆で笑った。