「あれれー?
君もやりにきたのかな?」


そんな事を思ってたら
手を肩に回され
頭の上から声がした。


金髪で耳に5、6個位
つけたピアス。

肩に回された手の
中指と小指には
この人にあってる
ごっつい形の指輪達。


「なあなあ、入ろうぜ?」


「…あ、いや、
やりに来た訳じゃないので」


と彼の腕をはらい
下りて来た階段を再び上る。