「ルカちゃん、保険証と電気の料金表、届きました?」

ユウカは1週間後、スペシャルな笑顔で聞いてきたので、私はまだとは、言えなかった。

「あ、ホントですか!? じゃ、契約できるんですね!」

「そうだね…」

私とユウカは次の日の昼間、空いていたため、2人で近所のケータイショップに向かった。

ユウカはタダ…というか、0円で販売しているケータイを選びんだ。

「電話代は0円ですけど、充電器のお金が1000円かかりますけど、よろしいですか?」

店員さんが聞く。

「1000円!? ルカちゃん、ごめん、ウチ今お金もってない…」

「……」

私は仕方なしに1000円を出した。