「入っていいですか?」

私はユウカを中に入れた。

突然の訪問だったので、私は就職活動のために開いていたノートパソコンを閉じて、ユウカを中に入れた。

こたつに向かい合って座る。

「どうかしたの?」

「えと、実はですねー、ケータイを買いたいので、ルカちゃんの、名義を貸してほしいんですよ」

「…どゆこと?」

私は、嫌な予感がした。