「シオリさんはいくつ上なの?」

ユウカが聞くと、2つ、と答えた。てことは私と同じってことかー

「2つ下だと、頼りないですか?」

「え、えーと、どうだろう」

こいつは、なんで私の年を知ってるんだろう。ユウカから聞いたのかな。

「振られた理由、それだけなんですよ」

「え、そうなの?」

まぁくんが驚く。

タカヒロは睨むような目でうなずいた。