蝉の声がうるさいこの季節。私小林麻莉は彼氏いない歴16年、高校一年。
恋をしたことがない(笑)
「明日から夏休みだな。みんなケガすんなよ~!みをな元気に学校に登校してくるのが楽しみだ(笑)」
先生はいつもみたいに長く話している。
「麻莉今日あいてる?」
前の席の親友の里花が小さな声で話しかけてくる。
「あいてるよ!」
「じゃあ今日からオープンする新しい見せ行かない?」
「いいよ~★」
いつもみたいな会話も終わり 「宿題もちゃんとやるんだよ!」先生の長いはなしも終わった。
里花と学校帰りにその今日オープンしたお店行って家に帰る途中
がっしゃ~ん!!!!!
「…え?」
音がなる方へ私は向くと、そこには今時のヤンキーらしき人達が喧嘩をしていた。
「てめーなにすんだよ」
「はぁ?金持ちだからきどってんじゃねよ」
金持ちの方?は、もう負けそうなぐらいボロボロだった!
こう言うのって無視した方がいいんのかなぁ?
でも金持ち?とか言う人もうやばいよね…
ぅん~…もう見てられない
「あっ警察だ!!なんかあったのかなぁ?」
「警察!?またあとでな金持ち!」
そう言ってヤンキーらしき人はどっか行ってしまった。
「…うっ」
「大丈夫ですか?」
「誰だお前?気楽に話しかけるな」
……。(;`皿´)はぁ?今何て?あたしが助けてやったのに!
「失礼ですが助けてやったのあたしなんだけど?」
「助けてくれって誰が言った?」…うっΣ確かにあたしが勝手に。
「もう知らない!勝手なことしてすみませんでした」
もう何よあんな人助けたのが馬鹿だった(;`皿´)
バタン!!!!
後ろの方ですごい音がした。
私は振り向くとさっきのあのくそ野郎が倒れてた。
「あの~大丈夫ですか?」
「…」
返事ぐらいしろよ(`□´)┘
てかこの人気絶してる?
うわぁどうしよう…このまま放っておいてもやばいしなぁ。
この人の家はどこなのかなぁ?「あのあなたの家は?」って言っても気絶してるんだΣ
「もぅしょうがないあたしの家へでも連れていくしかないかぁ…」