俺はソイツの部屋を出た。 「・・・・准」 アイツは確かにそういいながらうなされていた。 「准って・・・誰だよ」 俺は小さくため息をついて、その場にしゃがみこんだ。 「こんなに早く100万手放しそうになるなんてな」 乾いた笑みを浮かべ俺は目を瞑った。 「アイツ・・・・同い年ぐらいだよな・・・?」