オレンジ色のマンションのある扉の前
「水野さん?」
インターホンを押すその時に声をかけられた
まさかの声
「お久しぶりです向井先生」
1ヶ月ぶりの向井先生
コンビニ帰りらしくコンビニの袋を持っていた
「上がります?」
「お邪魔します」
相変わらず綺麗な部屋
「……原稿進んですか?」
「順調ですよ……
近い将来人間と動物が結ばれる日があるのではって感じです」
どうやらかなり順調らしい
向井先生の話し方だと完結に向かってあるみたい
「……私、もう一度向井先生の担当になりたかったです」
「………そうですか」
長い間、向井先生は黙っていたけど
社会人だからこそ多分会社関係のことだと気づいたみたいで……

