絲杉子先生はレモンティーとクッキーを出してくれた



事前にかにぱんを渡したらものすごく喜んでくれた






「杉子さん今日から杉子さんの担当は僕の部下が担当なんだ

今年入社だからまだまだ分からないだらけだけどよろしくお願いいたします」




速見さんはそう言って頭を下げた



うわ……なんか……嬉しい



今までどの作家さんに私を紹介しても頭下げたなかった速見さんが



速見さん、杉子さんに対してすごい信頼があるんだ………




「秋紘<アキヒロ>君…」



絲杉子先生の困っていた




「水野さん私も作家としては分からない世界なの

2人で頑張りましょうね」



「はい!」




「杉子さんじゃ若湖ちゃんと僕はこれで

また遊びに来るから」




「分かったわ

あまり無理しちゃダメよ

水野さん明後日新作の打ち合わせ宜しくね」








絲杉子先生は優しい


優しいけど2人はかなり仲がいいから