意地悪な上司




「聞いてない!!!!」



白いウェディングドレスを着て喚く私




「サプライズだよサプライズ♪」




白いタキシードを着て余裕ぶっこいている速見さん




「………大丈夫かな」




「大丈〜夫♪」



「道理で長々紹介してくれなかったよね」



「社長は忙しいから長々ね」




結婚式に知らされたのは


うちの会社……社長はなんと速見さんのお父様



ようやく編集長の゙頑張ってね゙の意味が分かった


「さぁ行こう」



優しい笑顔を見て赤いジュウタンの上を歩く決心




水野孤児院や会社関係の皆さんが祝福いる中



私の頭は……速見さんの両親のことで頭いっぱい




「若湖ちゃん……

誓いのキスするよ」




「はい……」






キスを終えてようやく結婚式に出ていると実感した



皆が感動してくれている





結婚式で私と速見さんのエピソードをスクリーンを流している最中




『秋廣<アキヒロ>さんは水野孤児で若湖さんを見て足長おじさんに決心したそうです』




「はっ?!」



「実は小さい頃から接点合ったんだよね〜」




つまり


「エディ?」


「なんでしょ?」



「速見さんがエディ……」




「若湖ちゃんがうちに来た時に運命だと思ったから

だからアタックしてよかったよ」




私はいつもエディと速見さんに守られていたんだな





【完】