「由理子さ、さっきの男の子誰かしってる?」


「さぁね〜」


髪がながくて、分厚い眼鏡をかけてて、キチンと制服を着た男の子。


ま、いっかぁ。


「あんな、あんな!!榛名達がばばぬきしよだってさ!」


「いいよぉ〜」


今は使われてない暗くて古い教室が私たちの溜まり場。


教室には和真、榛名、南がいた。


「あんな達遅すぎだよ〜!!」


榛名が私の元へきた。


「ま、あんなも由理子もきたしばばぬきやっか!」


南がそう言うと、


「ちょっとまったぁあ!まだ罰ゲーム決めてねぇぞ」


目を輝かせて和真は言った。


「またぁ?榛名もうジュースおごるのやだぁ(泣)」