一緒に帰るとこみんなに見られたら学校中に知れ渡ってしまう!!


……ていうか…なんで私みんなに付き合ってること知られたくないの?


なんか、鈴木くんがかわいそうになってきた。


私を好きって言ってくれたのに…なんか…悪い事してる…。


罪悪感が私を襲う。


ま〜一緒に帰るだけだしね!


「私!鈴木くんと帰るよ!」


「恋人つなぎしろよっ☆」


由理子の目はキラキラ(笑)


「ってそんな目で見ても無駄なんだからね。しません。一緒に帰るだけ」


由理子は口を尖らせ、文句を言った。


私はそれを無視して早く門へ向かった。


いつまでも待たせたら悪いし。