廊下で他のクラスの友達を待ってると、ゾクゾクと教室から生徒が出てくる。 いつもは部活をしてる彰を自分の教室で待ってたから新鮮な感じ。 「遅れてゴメンね~」 アタシにとっても、沙耶にとっても大切な友達たちが来た。 まいちゃんに 奈々子ちゃんに 優花ちゃん、 ふみちゃん。 本当に大切な友達。 「じゃ、行こっか」 沙耶の言葉に、みんな笑って頷いた。 アタシも頷いて、沙耶に笑った。