手に取り、写真を見る…
そこに写ってるのは、笑顔の陽翔君と、今まで見た事の無い…恋する少女の様な私…

…私も、こんなに嬉しそうな表情…出来るのか…今迄、知らなかった…


『死ぬ前に…自分の事を知れて…良かったぁ』

そう呟き、空を見上げた…窓越しに見る空は、夕方と夜の間…複雑な色彩…


おもむろに、レター用紙を取り出す…今日の日記の様な手紙を書く為…

…何だか…書きたい事いっぱいあるけど…纏められるかな;;


そんな事を考えながら、私は筆を取った…
書きたい事が多過ぎて、何から書こうか、しばらく悩んでしまった(笑)