「菜月ッ早く起きなさい!!」



誰かの声が耳に響く


「……ん…まぶし…」



うっすら目を開けて光の差す方を見ればカーテンを開けているお母さんがいた


「早くしなさいね。遅刻するわよ?」


「…んんッ…?」

ボーっとしている頭を働せば今が朝だということに気がついた

寝ちゃったんだ…


とりあえずお風呂に入ろうと思いベッドから降りる


刹那


ガクンッ!!



急に体が重くなって




その場にへたり込んでしまっていた