『そう、ならいいわ。』


これで満足。
あとはお父様に言ってヤツを転校させれば終わりね。


私は清々しい気分で席に座る。


でも、これで終わりではなかった。


私がこんな風にしていたがために彼が小さく笑ったのに気がつかなかった。