「のんちゃんどこ行ったの?」
健太さんがあたしを立たせながら亮さんに問い掛けた
「ひみつー!お楽しみだよ」
「リョウちゃん歌上手いね?」
晴翔さんがギターを壁に立て掛けてから聞いてきた
「ありがとう」
バンッ
しばらくすると男が戻ってきて持っていたCDをセットして歌を流し始めた
―「んぢゃ」
カンッ カンッ カンッ カンッ
~♪
あたしの声だ…
これってさっきあたしが歌った曲…
録音されてたんだ…
「俺って天才…」
男が何か呟いたけどあたしは曲に聞き入っていたから聞き取れなかった
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