ハツコイ






こんな気持ちで、恭助を待つ日が来るなんて思わなかった。




恭助を待つ時間はとても長く感じた。





それでも、時間は進んでいく………






…時計は5時50分を差した。





あと、10分で帰ろう。






待つだけ。




もう、きっと来ないから。