ゆっくり、のんびり歩いて。




恭助との時間を1分でも、1秒でも長くしたいから。




そして…もう家の前。




「今日、来てくれて嬉しかったぜ。」



「ぁたしも、楽しかった。」




ぁたしの気持ちも分かったし。




「じゃあな。またメールするよ」



「さよぉなら。」




恭助は自分の家に帰るために歩き出した。




「あっ。」



「ん?どうした?」



「あ…、ありがと。家まで送ってくれて。」




「どういたしまして。笑」




ぁたしを、家まで送ってくれる。
そんな優しい所も、好き。