無意識に歩き着いた所は、来たことない公園だった。 遊具の他に、バスケットゴールが1つ、設置されていた。 一体、何十分歩いたんだろう? すでに真っ暗で、公園の灯だけが、あたしを照らしてくれていた。 ベンチに座り、空を眺めてみた。 木々の間から星空が見える。 「どーしたの?こんなとこで。」 「……誰?」